両手にもつ刀から、真っ赤な血が滴る。
周りには、もう命のない死体の山。
足元には真っ赤な血。
そして、鉄の匂い。
残るのは、私の心臓の動く音。
なにも、感じない
なにも、なにも、なにも。
気づいたら下ばかり見ていたのに気づき、上を見上げる。真っ暗な空には、憎たらしいほどに大きく美しい月が、私を照らしていた。
その月はまるで、血で汚れきった私の醜さを、浮き彫りにして笑っているようだった。
月は、美しい。そして、憎い。
でも、私は知らない。
そんな月を、焦がれるような、眩しそうな目で見ていたことを。
そんな私を見ていた、少年たちがいた事を。
周りには、もう命のない死体の山。
足元には真っ赤な血。
そして、鉄の匂い。
残るのは、私の心臓の動く音。
なにも、感じない
なにも、なにも、なにも。
気づいたら下ばかり見ていたのに気づき、上を見上げる。真っ暗な空には、憎たらしいほどに大きく美しい月が、私を照らしていた。
その月はまるで、血で汚れきった私の醜さを、浮き彫りにして笑っているようだった。
月は、美しい。そして、憎い。
でも、私は知らない。
そんな月を、焦がれるような、眩しそうな目で見ていたことを。
そんな私を見ていた、少年たちがいた事を。

