殺す少女と堕ちる男達 1

〖ナル、どんな事でも挑戦してみるってのは大事だぞ。出来るか出来ないかじゃねぇ。やるかやらないかなんだ。お前ならできるだろ?ナル〗



あぁそうだな。貴方はいつもそう言ってたな。
貴方の言葉は絶対だ。これは私に限った事じゃねぇ。瞬も、樹も、ほかのメンバーも。

貴方がそういうなら、

『 ………………………………行ってみるか…………』

「お、行くのかナル!」

『あぁ、……あの人なら……行けって言うだろ 』

そう言って背の高い瞬を見上げると、瞬は一瞬、驚いたような悲しいような顔をしたあと、すぐに笑って

「……………………あぁ、そうだな。グズグズ悩んでんなってケツ叩かれそうだ」

「…………ふふ、だね」

3人でクスクス笑いながら廊下を歩いていく。
すると、前から見知った人が歩いてきた。


「よぉ、お疲れ」

「お疲れ様です、朔さん」

「お疲れ様です」

『 おつかれ朔』