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それから数日が経過していた。


あたしは相変わらず自分の部屋に引きこもって、毎日武の世話を焼いている。


そんな中、少しずつ変化が見られ始めていた。


「武はあたしのことが好き?」


そう質問をすると、武は素直に立てに首をふる。


その瞳には一点の曇りもないように見えた。


「今日はオムライスを作ってみたの」


そう言って料理を運び、武の猿轡を解く。


最初の頃はカッターナイフで脅していないといけなかったけれど、今では脅す必要もなくなっていた。


猿轡を外された武はニッコリとほほ笑んで「ありがとう」と言うのだ。


それも、とびきり嬉しそうな笑顔で。


その笑顔を見ているだけで鼻血が出てきてしまう。