『ごめんね。本当にごめんね…』





謝ってばかりいる光里の身体をその場に押し倒し、口づけするのが新鮮さを感じる。


これがいつしかなくなっていたんだから。





『せいじ、ありがとう…んっっ…
はぁっ…んっっ…』




キスしたとき、
光里のくちびるから漏れる吐息が好きだ…

光里の上目遣いが好きだ……


すべてが好きだ…



少し乱暴に洋服や下着を脱がして、
産まれたばかりの姿の光里の姿を見て
身体の隅々を、舌や指を動かす






『せいじぃ…。ダメぇ…。んっっ…気持ちいい…逝っちゃうっっ…んんんっ…はぁっ…』

『逝っちゃっていい…。俺も…気持ちいい…。
逝っちゃうっっ…。』

『せいじぃ…。もうダメぇ〜…。』






今までにない、
絶頂の気持ちを味わい…


ふたりはひとつになって、
それでも離れなければならない現実が来ていた。