「真央ちゃんて先輩にまったく興味ないよね。真央ちゃんの美的感覚ってどうなってんの?」
「先輩がイケメンなのは素直に認めるよ。ただ、あの人の性格というか、本質的にどうも信用できない感じがするんだよね」
「どこが信用できないの? 生徒会長だよ? 学園で一番人望ある証拠じゃん」
首を傾げるあたしに、真央ちゃんが肩をすくめながら答えた。
「だって『俺はみんなのもの』宣言するってことは、逆に言えば、本当は誰にも心を許してないってことじゃない?」
「そっかなぁ? べつにそういうことじゃなくて、それは先輩の優しさだと思うけどな」
だってもし先輩に彼女ができちゃったら大変だよ。学園中が大パニックだよ。
みんな魂抜けちゃって立ち直れないまま、白鳥学園から転校していってしまうかもしれない。
あの人数がいっせいに転校したら学園の経営傾くよ。冗談抜きで。
やっぱり学園の平和を保つためにも、伊勢谷先輩にはみんなのアイドルでいてもらわないと。
「先輩がイケメンなのは素直に認めるよ。ただ、あの人の性格というか、本質的にどうも信用できない感じがするんだよね」
「どこが信用できないの? 生徒会長だよ? 学園で一番人望ある証拠じゃん」
首を傾げるあたしに、真央ちゃんが肩をすくめながら答えた。
「だって『俺はみんなのもの』宣言するってことは、逆に言えば、本当は誰にも心を許してないってことじゃない?」
「そっかなぁ? べつにそういうことじゃなくて、それは先輩の優しさだと思うけどな」
だってもし先輩に彼女ができちゃったら大変だよ。学園中が大パニックだよ。
みんな魂抜けちゃって立ち直れないまま、白鳥学園から転校していってしまうかもしれない。
あの人数がいっせいに転校したら学園の経営傾くよ。冗談抜きで。
やっぱり学園の平和を保つためにも、伊勢谷先輩にはみんなのアイドルでいてもらわないと。


