床に倒れた伊勢谷先輩の胸倉を近藤先輩が掴んで、すごい力でグイッと持ち上げた。
「俺を憎むのはかまわない! 一生許さなくていい! でも美空に手を出すことだけは絶対に許さない!」
怒りで顔を真っ赤にした先輩が、目をギラつかせて怒鳴り散らす。まさに鬼の形相だ。
伊勢谷先輩は口をポカンと開けていたけれど、すぐに怒鳴り返した。
「許さない!? それはこっちのセリフだ! 俺を裏切ったくせに!」
「俺はお前を裏切っていない!」
「ウソつけ!」
「ウソじゃねえよ! 俺はお前に隠し事をしたせいでお前を傷つけた! だからもうウソはつかねえ! 本当のことを言う!」
大きく息を吸い、嚙みつくような勢いで近藤先輩が叫ぶ。
「俺は美空に本気で惚れた! それを裏切りと言うなら、言え! でも俺はお前から美空を奪い取ろうなんてことは一度も考えなかったし、していない!」
「俺はそんなことを裏切りだって言ってるんじゃない!」
「じゃあ、なんだってんだよ!?」
「なんで……なんで本当のことを言ってくれなかったんだよ!」
伊勢谷先輩は近藤先輩の手を胸元から強引に引きはがし、ヨロヨロと後ずさった。
「俺を憎むのはかまわない! 一生許さなくていい! でも美空に手を出すことだけは絶対に許さない!」
怒りで顔を真っ赤にした先輩が、目をギラつかせて怒鳴り散らす。まさに鬼の形相だ。
伊勢谷先輩は口をポカンと開けていたけれど、すぐに怒鳴り返した。
「許さない!? それはこっちのセリフだ! 俺を裏切ったくせに!」
「俺はお前を裏切っていない!」
「ウソつけ!」
「ウソじゃねえよ! 俺はお前に隠し事をしたせいでお前を傷つけた! だからもうウソはつかねえ! 本当のことを言う!」
大きく息を吸い、嚙みつくような勢いで近藤先輩が叫ぶ。
「俺は美空に本気で惚れた! それを裏切りと言うなら、言え! でも俺はお前から美空を奪い取ろうなんてことは一度も考えなかったし、していない!」
「俺はそんなことを裏切りだって言ってるんじゃない!」
「じゃあ、なんだってんだよ!?」
「なんで……なんで本当のことを言ってくれなかったんだよ!」
伊勢谷先輩は近藤先輩の手を胸元から強引に引きはがし、ヨロヨロと後ずさった。


