今日の放課後は、各委員会の集会日。
開始時間にはまだちょっと余裕があるけど、うちの教室は他の委員会が使うことになっていたので、あたしと真央ちゃんは荷物を持って早々に外へ出た。
「真央ちゃん、どうする? もう図書室に行っちゃう?」
「んー。その辺をブラブラしてよっか」
集会が始まるまで図書室には利用者がいるので、気軽におしゃべりもできない。
あたしたちは適当にカフェテリアのテラス席に座って、ダラダラと会話を楽しんだ。
木製の素朴なイスに腰かけて、今日返ってきた漢字テストの結果とか、真央ちゃんと当たり障りない会話を交わす。
ウッドデッキの上に吊るされた観葉植物の葉が、よく晴れた空から吹く柔らかい風に揺れるのをぼんやり眺めながら、頭の片隅には近藤先輩のことがチラついていた。
「そういえば近藤先輩と初めて会ったのって、この近くだったなぁ……」
そんな言葉がつい口から出て、しまった!と思った。
せっかく真央ちゃんがあたしの気を紛らわせようと、いろいろ話しかけてくれているのに。自分から先輩の話題を振ってどうする。
開始時間にはまだちょっと余裕があるけど、うちの教室は他の委員会が使うことになっていたので、あたしと真央ちゃんは荷物を持って早々に外へ出た。
「真央ちゃん、どうする? もう図書室に行っちゃう?」
「んー。その辺をブラブラしてよっか」
集会が始まるまで図書室には利用者がいるので、気軽におしゃべりもできない。
あたしたちは適当にカフェテリアのテラス席に座って、ダラダラと会話を楽しんだ。
木製の素朴なイスに腰かけて、今日返ってきた漢字テストの結果とか、真央ちゃんと当たり障りない会話を交わす。
ウッドデッキの上に吊るされた観葉植物の葉が、よく晴れた空から吹く柔らかい風に揺れるのをぼんやり眺めながら、頭の片隅には近藤先輩のことがチラついていた。
「そういえば近藤先輩と初めて会ったのって、この近くだったなぁ……」
そんな言葉がつい口から出て、しまった!と思った。
せっかく真央ちゃんがあたしの気を紛らわせようと、いろいろ話しかけてくれているのに。自分から先輩の話題を振ってどうする。


