できるだけ意識しないようにしても、悩み事というのは、常に頭の片隅にへばりついているもので。
じわじわ募るストレスと戦いながら着々と時間は過ぎ、いよいよ放課後になってしまった。
これから調理室へ行かなきゃならないのに、お尻に根が生えたように自分の席から動けない。
行きたくないな。やっぱり仮病使って逃げようかな……。
「美空、なにグズグスしてんの? 調理室に行くよ」
脱力したまま机の上をぼんやり眺めていたら、真央ちゃんから声をかけられて顔を上げた。
「え? 真央ちゃん、一緒に行ってくれるの?」
「行くに決まってるじゃん。美空の手料理なんて、絶対大ポカやらかすに決まってるし。決定的瞬間を見て爆笑してやろうと思ってさ」
真央ちゃん、そんなこと言って本当はあたしのこと心配してくれているんでしょ?
少しでもあたしの気を楽にしようとして、わざとそんな憎まれ口を叩いているんだね。
「……ひどーい。あたしって、やらかす前提なの?」
わざと頬っぺたを膨らませて見せたら、真央ちゃんはアハハと笑って空気を合わせてくれる。
じわじわ募るストレスと戦いながら着々と時間は過ぎ、いよいよ放課後になってしまった。
これから調理室へ行かなきゃならないのに、お尻に根が生えたように自分の席から動けない。
行きたくないな。やっぱり仮病使って逃げようかな……。
「美空、なにグズグスしてんの? 調理室に行くよ」
脱力したまま机の上をぼんやり眺めていたら、真央ちゃんから声をかけられて顔を上げた。
「え? 真央ちゃん、一緒に行ってくれるの?」
「行くに決まってるじゃん。美空の手料理なんて、絶対大ポカやらかすに決まってるし。決定的瞬間を見て爆笑してやろうと思ってさ」
真央ちゃん、そんなこと言って本当はあたしのこと心配してくれているんでしょ?
少しでもあたしの気を楽にしようとして、わざとそんな憎まれ口を叩いているんだね。
「……ひどーい。あたしって、やらかす前提なの?」
わざと頬っぺたを膨らませて見せたら、真央ちゃんはアハハと笑って空気を合わせてくれる。


