「彬にも感謝しているよ。お前は、俺と美空ちゃんのキューピットだ。本当に感謝してもしきれない。やっぱりお前は俺のヒーローだよ」
「……そんな、大げさな」
「大げさなんかじゃないって。俺たちさ、ちゃんと幸せになるから。お前にも誓うよ。絶対に美空ちゃんを大切にするって」
待って待って! ふたりともちょっと待ってよ!
ふたりの間では、あたしは伊勢谷先輩の彼女ってことで確定なの?
頭の中がグルグルするほど焦っているのに、なにもできない。カーテンの陰で冷や汗をかき続ける。
「さあ、そろそろ教室に戻ろう」
伊勢谷先輩の声がして、ドアの方へ向かう気配がする。すると、その足音が急に止まった。
「彬、来ないのか?」
「……そんな、大げさな」
「大げさなんかじゃないって。俺たちさ、ちゃんと幸せになるから。お前にも誓うよ。絶対に美空ちゃんを大切にするって」
待って待って! ふたりともちょっと待ってよ!
ふたりの間では、あたしは伊勢谷先輩の彼女ってことで確定なの?
頭の中がグルグルするほど焦っているのに、なにもできない。カーテンの陰で冷や汗をかき続ける。
「さあ、そろそろ教室に戻ろう」
伊勢谷先輩の声がして、ドアの方へ向かう気配がする。すると、その足音が急に止まった。
「彬、来ないのか?」


