期間限定『ウソ恋ごっこ』

あまりにもピンポイントな問いかけに驚いていると、真央ちゃんは、わかって当然といった顔をしてこっちを見ている。


だからポロッと口を突いて出てしまった。


「な、なんでわかるの?」


そしたら真央ちゃんが軽く噴き出した。


「それ、先輩となにかあったって認めちゃってるじゃん。ほんと美空って単純だね。……今朝からずっと近藤先輩の姿を見ないから、変だなって思ってたの。あの人、いつも美空を見守りに来てたのに」


その通り。


先輩はあたしが伊勢谷SP軍団から嫌がらせされないように、いつも陰になり日向になって見守ってくれていたのに、今日に限って朝からぜんぜん姿を見かけない。


「おまけに美空は今朝からため息ばかりだし。トドメに昼食会に行かないとくれば、もう答えはそれしかないでしょ」


真央ちゃんはいったん言葉を切って、またズバッと切り込んできた。


「で、まさか近藤先輩から告白でもされたの?」