四方八方に伸びた細く尖った枝先が、手や顔に容赦なく引っかかって、あたしは悲鳴を上げる。
「痛! イタタタ!」
「お前なあ。声を出すなってさっきから言ってんだろ」
「そんなこと言ったって痛いものは痛いんです!」
「ったく!」
「痛い、痛……きゃっ⁉︎」
いきなりグイっと引き寄せられ、あたしは先輩の胸に倒れ込んだ。
先輩の両腕が背中に回って、あたしの体をギュッと包み込む。
痛がっているあたしに気を使ってくれたのか、そうやって先輩が枝先から守ってくれたおかげで痛くはなくなったけど……。
けど!
あたし、先輩に思い切り抱きしめられちゃってるんですがー!
「やだやだ! 痛いの我慢するから、お願い放して!」
「こら、お前いい加減にしろよ。暴れんな!」
先輩の腕から逃げようとジタバタ動いて抵抗したら、ますます強く抱きしめられた。
なにこの状況! なんでこうなってるの⁉︎ どうすればいいのかわかんない!
「痛! イタタタ!」
「お前なあ。声を出すなってさっきから言ってんだろ」
「そんなこと言ったって痛いものは痛いんです!」
「ったく!」
「痛い、痛……きゃっ⁉︎」
いきなりグイっと引き寄せられ、あたしは先輩の胸に倒れ込んだ。
先輩の両腕が背中に回って、あたしの体をギュッと包み込む。
痛がっているあたしに気を使ってくれたのか、そうやって先輩が枝先から守ってくれたおかげで痛くはなくなったけど……。
けど!
あたし、先輩に思い切り抱きしめられちゃってるんですがー!
「やだやだ! 痛いの我慢するから、お願い放して!」
「こら、お前いい加減にしろよ。暴れんな!」
先輩の腕から逃げようとジタバタ動いて抵抗したら、ますます強く抱きしめられた。
なにこの状況! なんでこうなってるの⁉︎ どうすればいいのかわかんない!


