「司のお弁当係って、佐伯さんに決定したのよね?」
「うん。それがどうかしたの?」
「あたしね、どうしても諦めきれないの。やっぱり司にお弁当を作ってあげたいの」
そう言いながら折原先輩は、伊勢谷先輩の右腕に自分の両腕をからめ、さり気なく引っ張ってあたしから引き離した。
伊勢谷先輩は、甘えた表情で自分を見上げる折原先輩をニコニコと見ている。
「愛美の気持ちはうれしいよ。でも愛美の手料理はいつでも食べられるし、ここは美空ちゃんに譲ってあげてほしいな」
「うん、うん。よくわかってる。司を困らせるつもりはないの。ただね、あたしにもチャンスがほしいの」
「チャンス?」
「ええ。あたしが作ったお弁当と、佐伯さんが作ったお弁当を食べ比べてみてくれない? もしもあたしのお弁当の方が明らかに美味しかったなら、少し考えてみてほしいの」
「うん。それがどうかしたの?」
「あたしね、どうしても諦めきれないの。やっぱり司にお弁当を作ってあげたいの」
そう言いながら折原先輩は、伊勢谷先輩の右腕に自分の両腕をからめ、さり気なく引っ張ってあたしから引き離した。
伊勢谷先輩は、甘えた表情で自分を見上げる折原先輩をニコニコと見ている。
「愛美の気持ちはうれしいよ。でも愛美の手料理はいつでも食べられるし、ここは美空ちゃんに譲ってあげてほしいな」
「うん、うん。よくわかってる。司を困らせるつもりはないの。ただね、あたしにもチャンスがほしいの」
「チャンス?」
「ええ。あたしが作ったお弁当と、佐伯さんが作ったお弁当を食べ比べてみてくれない? もしもあたしのお弁当の方が明らかに美味しかったなら、少し考えてみてほしいの」


