「近藤くーん! ねぇ、近藤君ってばー!」
「どこにいるの? 返事してよー!」
校舎の曲がり角の方から、近藤先輩を呼ぶ女の子たちの声が聞こえてくる。
近藤先輩は嫌そうな顔で舌打ちしてから、あたしに小声で話しかけた。
「来い」
「……へ? ど、どこへ?」
当然の疑問を口にして、近藤先輩を見上げた。
先輩は背が高いから、こうして向かい合うと、ちょっと身長が低めのあたしはけっこう首を反らなきゃならなくて大変だ。
しっかし、間近で見ると本当にイケメンだなぁ……。
「いいから早くこっち来い。ったく鈍くさいヤツだな」
先輩は、右腕を伸ばしてあたしの肩を抱き込むように掴んで、そのままズカズカ歩き出した。
あたしは後ろ向きの状態で引きずられるようにバタバタと移動する。
ちょ、転ぶ転ぶ、ひっくり返る!
てか、先輩! あたしの肩に腕を回して抱え込んでるつもりなんでしょうけど、そこは部位的には首なんです!
「どこにいるの? 返事してよー!」
校舎の曲がり角の方から、近藤先輩を呼ぶ女の子たちの声が聞こえてくる。
近藤先輩は嫌そうな顔で舌打ちしてから、あたしに小声で話しかけた。
「来い」
「……へ? ど、どこへ?」
当然の疑問を口にして、近藤先輩を見上げた。
先輩は背が高いから、こうして向かい合うと、ちょっと身長が低めのあたしはけっこう首を反らなきゃならなくて大変だ。
しっかし、間近で見ると本当にイケメンだなぁ……。
「いいから早くこっち来い。ったく鈍くさいヤツだな」
先輩は、右腕を伸ばしてあたしの肩を抱き込むように掴んで、そのままズカズカ歩き出した。
あたしは後ろ向きの状態で引きずられるようにバタバタと移動する。
ちょ、転ぶ転ぶ、ひっくり返る!
てか、先輩! あたしの肩に腕を回して抱え込んでるつもりなんでしょうけど、そこは部位的には首なんです!


