それはある日の放課後です


門まで行くと、男の子が立っていました


「あれ?ウチの学校になんか用?」

「……南睦月?」

「……なんで……」


その男の子は

俺を知っていました。



「睦月!終わったから帰……」

「あ、愛」

「称?」


どうやら

愛の知り合いらしい