「久しぶりだね。学祭以来か」 「そうでしたね」 「今日早いんだね。愛と睦月くんは?」 「自分は週番なので、早く行かなければならないのです」 そう いつもと同じ笑みを返す 「大変だね」 あの日々と変わらない笑みは 私に安心を与えると同時に 痛みも与えるの 何もなかったような笑み 本人はぎこちないと私が困るから いつも通りに接してくれてる 分かってるけど 寂しいよね...