それは あの日からどれくらい経った後だろう... 放課後聴こえる こもった音 こらえきれないというような 必死にとめようとしているような 教室に響く泣いてる音 その音の正体を知った俺は 机に突っ伏している君に そっと 抱きしめるように覆い被さった そのぬくもりで やっと俺に気付いたみたい 「………だ……れ………?」