まあこんな感じに私の日常は大変なのだ




校門には車が来ていた




「お待たせしました」



「お疲れ様」





マネージャーの神崎さんの車に乗ろうとした時



「トンボ?」



え?



この呼び方は…


「リュードーさん?」


リュードーさんと…えっとこの前いた人



確か…海さんだ


浜田さんから聞いたんだ




「お前なにやってんの?」





あー





えっと





「家の用事で今日は早退するんです」




「ふーん…」




リュードーさんは運転席に乗る神崎さんを見た




神崎さんは綺麗な女性だ




長く艶のいい黒髪がよく似合うお姉さんって感じの人



年齢は不詳