「悪」が似合わない君と。




「夏兄さん!ありがとうね!」

「うん。また遊びに来てね」

「わかった!」

「浜田君も」


「…はい」


浜田さんは一呼吸置いて返事した


「じゃあねー」



夏兄さんと別れておニューの浜田さんと街を歩く


「なあシノセ」

「なんですか?」

「その…ありがとな」


!!

思わずバッと照れ臭そうに笑った浜田さんを見た


…ありがとな、だって!


「ふふ」

「何笑ってんだよ」

「いいえー!喜んでもらえて何よりです!」


思わず頬が緩み、だらしない笑顔を向ける


「…ッ!!」


浜田さんの目が一回り大きくなった


「浜田さん?」

なんか顔赤くない?

「大丈夫ですか?」


顔を覗き込むと…


「うわぁ!」


ええ!?


「なんですか!?」

「な……お…なんでもない…。行くぞ!」


ええー

絶対嘘じゃん


急に挙動不審になった浜田さんを追いかけた