「悪」が似合わない君と。



浜田さんはそれだけを言いに来たらしくすぐ教室に戻ってしまった



ど、どうしよう

そんなまさか…

結構前からって


でも私が好きなのはリュードーさん…


ど、どうやって言えば…


むーーーーぅ


「篠瀬美花」


わっ!

頭を抱えていたら急に後ろから動きを抑制された


こ、これが噂のあすなろ抱き!!


「カイさん!?」

「いや、あんまりにも可愛い後ろ姿が見えたからつい」


な、ナナナ何を!!


「ね、もしかして浜田に告られた?」


なっ!!

なんだこの人!

エスパーか!!


「やっぱそうか。わかりやすいなお前。」

私の頭に顎を乗っけるカイさん


「ま、先手は俺だから、忘れないでね?俺がお前を好きでたまらないこと」


かああああああっ!


と口で言いたくなるほどすごいこと言ってくるなこの人


「美花」


ひぇ!


いつのまにか美花呼びになってる

その上私の耳のそばで囁くように言ってくるから顔はもうトマト


「美花の気持ちが今誰に向いてるかは知ってるけど、それでも俺は諦めないから。」


それって


chu!

!!?


頬に軽くキスをして去っていったカイさん


あわわわわ


あれを軽くやってのける男…


あ、あれは魔性の男だ