「悪」が似合わない君と。



「よお」


!?

浜田さんが何かを言いかけたところで誰かが私たちの間に入った


「か、カイさん!?」


私たちを見て少し意地悪に笑った


「いやー偶然だなぁ。たまたまここにきたらお前らがいるんだから」


ちょーっと不自然な話し方がひかかるものの
それよりも朝言われたことが頭から離れず、思わず固まってしまう


「あれ?篠瀬美花?どーしたの?」


わざとらしく距離を詰められ顔が赤くなるのがわかる


「意識してんの?」


うっ!!


「ねぇ篠瀬美花」


そ、そそそ

そんなの意識するに決まってらっしゃるでしょうが


「そこまでっすよ海さん」


浜田さんが間に入った

さっきから不服そうに顔を歪めていた浜田さんは軽くカイさんの胸元を押し返す


「ありゃ?友達としか見てもらえない浜田くんじゃん」



「かーいーさーんー!」

「冗談だって、ま、いいじゃん俺もここで飯食う」


なんだなんだ

なんかあんまり見慣れない光景に少し驚く

カイさんも冗談言ったりするんだなぁ