「悪」が似合わない君と。



四限目は体育だった

男子と女子は別授業


「篠瀬さん」


ん…?

あんまりクラスメイトに声をかけられ慣れていないから変に緊張して振り向く

さっきリュードーさんに話しかけていた女の子たちだった


「篠瀬さんって龍堂くんとどういう関係なの?付き合ってるの?」


え、つきあって…

つ、付き合うと言うのは彼氏彼女…

…!?

思わず顔がブワワワァー!と熱くなった


「や、あの、付き合ってなどは決していなくて、えっと」

思わずカタコトになる


「なにその反応〜」

「いや、付き合ってないならいいんだけど。あんま親しくしない方がいいんじゃない?」


え、なんで?


「リュードーさんは危ない人じゃないよ」

「いや、そういう意味じゃなくてーなんていうかー変だもん」

へん?

「つり合わないっていうかぁ」

つり合わない?


「それにウチの美優が、龍堂くんのこと狙ってんの」


美優?

ウチの美優って(笑)


「そー!龍堂くんかっこいいからぁ美優の彼氏にしたいのー!」


ぬぁ、なんだその喋り方は


てってて、ていうか、彼氏だって?


この胡散臭い美優とかいう子と

リュードーさんが付き合う…