「悪」が似合わない君と。




あれほど苦手だった人がこうして隣に座ってて


あれほど遠い存在だと思ってた人に近付きたいって思うようになってて


そして、今、あなたに恋をしている



と、いうか…さ


隣にリュードーさんの気配を感じながら冷や汗を流す

だだだって…

私はこの人にき、き、キスをして、しまっている…


なるべく平静を装って接しなければ…


と、いうか…謝るべきだよね


でも自然に話しかけることができない我…

な、なるべく普通の話題から入ろう

えっとこのシーズンだと…


「あの、リュードーさん。もう直ぐ文化祭ですよ」

「ああ、そうなのか」

「リュードーさんもちゃんと来てくださいよ、仕事あるんですからね」

いい感じだぞよ

「ちゃんと行くよ」


そしてこの流れで…

ん?

…お?お、お、おお!!

い、いまなんと!


ちゃんと行くよ?


くるのか!来てくれるのか!!

リュードーさんの…執事姿…


想像したらにやけてしまった


(こうして、しっかり本題を忘れる篠瀬であった)