「悪」が似合わない君と。

美花side


ああああ

リュードーさん


夜が明けてあんまり眠れなかった私はいつもより気合を入れて制服を着た


あ、そういえばもうすぐ文化祭じゃん

なんかいろいろごったごたしてたから忘れてたけど…

私たちのクラスって確か、メイド執事喫茶だった気がする

ど定番なやつ


…リュードーさんも参加するかな



学校への道のりを歩きながらリュードーさんのことを考える



リュードーさんは魔法使いみたいですね

なんて、柄にもないこと考えて


モデルの仕事や、忙しさに飲まれていないと
心の穴を埋めることができなかった私を

こんなにもあなたで満たしてくれた


あの日


路地裏で出会って


あの日


私を捕まえてくれて


私はあなたと出会えて本当によかったです



あらためてこんなことを考えると恥ずかしくて仕方がないな