「…こ、怖いです」
思わずこぼれた本音
「何をそんな怯えてんだよ、今更」
「だってもし…もう会わないようにしようって言われたら…
私はリュードーさんにも浜田さんにもカイさんにも会えなくなっちゃうかもしれない!」
そんなの嫌だよ
「え?」
?
カイさんの聞きなれない素っ頓狂な声に顔をあげた
目を丸くしているカイさんと目が合う
「え、怖いってそういう理由なの?もっと…なんかそういう恐怖だとは思ってなかった…」
え?
「てか…俺も入ってんの?」
そんなの
「当たり前じゃないですか」
「…そう…か。」
当たり前だ
カイさんも浜田さんも、もちろんリュードーさんも
私にとって大切な人なんだから
「だったら…なおさらだ。自分で聞いてみなよ。あいつ明日は学校に来るはずだから」
「本当ですか?」
会えるんだ…
明日
リュードーさんに!
「嬉しそうだな」
「え?そ、そうですか?」
「…ああ。なんか…面白くない」
はぃ?
だって今は別に笑わせようとしてないもん
「そんなに彗がいい?」
「え?なんの話ですか?」
カイさんは少し伏せ気味の目で私を見て、ゆっくりと髪を撫でてきた
…どうしたんだろう
なんで、撫でられているんだろう
「あのー?」
「え?あっ!」
パッと離れて目を丸く開く
なんだなんだ?
やっぱり頭ぶつけたのかな(失礼)
「な、なんでもない…また明日」
「はい!また明日!」
カイさんは小走りで行ってしまった


