バッとリュードーさんの顔を見上げる



ーー !!


一瞬バチっと目があった


すぐそらされてしまった


でも…え、なんで


目があったってことは…リュードーさんが私をみていたってこと?



偶然?




でも、だとしたら…


そんなことねぇっていうのは?


なんとなく無言で二人…夜の街を歩いた



心臓がうるさい

ドクドクと血の流れが伝わってくる


ああ、恋してるんだなって


いやでも実感させられる


今度は気をつけながらちらりとリュードーさんを見た







何故だろう少しリュードーさんの目が曇っているような気がした


悲しいとかというよりは…切ない


そんなような目をしていた