「悪」が似合わない君と。






トイレから出ると…気のせいかな、



やたら視線を感じる



やばいな




ハナだってバレないといいけど




ちょっと恐る恐る浜田さんのとこへ行く




「浜田さーん」



浜田さんは一度見てるはずだから…



「…」



振り返った浜田さんが固まった




「浜田さん?」





「…?お前…なんか…」





、、、




「見たことある気が」




「え?だって一回見てるじゃないです私の素顔」




あの時はカラコンとかしっかりメイクしてたけど



「いや…そうじゃない…なんかもっと、違う場所でさ…なんだ?」



??



「有名な…誰かに似てる気がする」




!?




け、軽率だったかもしれない…




忘れてた




浜田さんのお兄さんは私のファンって




「き、きのせいですよぉ!そんなことより!これで女として見れないとは言わせませんよ!」






メイク技術があれば大抵の女の子は魔法にかかることができる



「まあ、でも相変わらずすごい変わりようだな」



「ふふ、まあメイク技術持ってますから」



すると浜田さんは私の顔をまじまじと見つめ首を傾げた



な、やっぱりハナってわかるのかな




「でもメイクだけじゃないだろ」



へ?



「元が良くないとそこまではならないだろ」




…!!