「悪」が似合わない君と。



「放課後?二人で?」

「はい」


びく!

瞬間、私でもわかるほどの冷たい空気が走った


な、なんじゃ!?


リュードーさんから放たれる負のオーラ

浜田さんの顔色が悪くなっていく


「どうしたんですか?リュードーさん?」


まあ私からしたらなぜこんなことになったのかわかるわけないので

シンプルに聞くのが一番。だと思っている


「2人でねぇ…浜田とトンボが…そう」


え?なに?


「いや…なんでもねーよ?」


なんでもよくないだろ?

でも先ほどの負のオーラは少しばかり消えている

完全に消え去ってはいないものの


ま、これくらいならいっか


なんて呑気なのは私だけだったようで

浜田さんが生気を失ったように固まっていたことにこの時の私は気づくことなかった