「悪」が似合わない君と。









「お前いっつもこんなとこで食べてんの?昼飯」


「そうですけどなにか!」


「なに怒ってんだよシノセー」


心当たりはないんですかね?君たち



「お前まじで友達いないのかよ」



うぐ


なんでそう言うことをさらっと言うんですかね



「シノセ…」



うわ、おい、なんだよそれ



その哀れな目をやめろ



ってか友達って放課後に一緒に遊びに行ったりする仲のことでしよ?




だったら!!




「浜田さんは友達じゃないんですか?私の」



かなり無理矢理なのはわかってるが…


流石にこの状況を耐えられる鋼ハートではない



「え?お、おれ?」



「放課後遊びに行ったりどうでもいい話をする間柄のことを友達というんでしたら、あなたは私の友達ですよね?」






「あぁ…そうか。そうだったわ」




今日の放課後のことを思い出してうんうんと頷く浜田さん



と、とりあえずぼっち回避



「そうか、俺シノセのダチだわ!」



なんでそんなに嬉しそうなのよ



ちょっとほっこりしちゃうじゃないの




「は?なんでだよ」



リュードーさんは訳がわからないという顔でこっちをみている




「今日浜田さんと放課後遊びに行くんですー」



遊びに行く訳じゃないけど




リュードーさんに友達皆無なんて知られたらからかわれるに決まってるから




そういうことにしよう。