「悪」が似合わない君と。




はあ、言い切った


てか小説始まってわずか10ページちょっとでなんか名言出ちゃったよ


でも思ったんだもん

間違ってることがかっこいいなんて

それこそ間違ってる!


私が自分の言葉に共感して感動してると


目の前にいたでかい男の人がプルプルと震えながら拳を上げた


…え


「黙って聞いてりゃごちゃごちゃと好き放題言いやがって!!
フザケンナ!!!!!」


私に向かって勢い良く降りてくる大きな黒い拳


あ、やば


ぎゅっと目を瞑った