「で、その猫のところに知らない男の人がいたんです
暗くて顔はよく見えなかったけど…近づいたら頭から血、流してるんですよ!もーめっちゃビビりました。
あんな怪我であんなとこいて良かったのかなって思ったんですけど…本人がいいっていうので手当てはしなかったんです。」
一年前の正月なにをしていたのかあんまり覚えてない
なのにこんな些細な2年前のことを
私はしっかり覚えていた。
「それでその人とはもう会うことなかったんですが…」
あの怪我はおそらく喧嘩だ
と、言うことは
リュードーさんなら知ってるかもしれない
あの時のあの人のことを


