「悪」が似合わない君と。




ガタン!



え!?



窓の外で何かが倒れた音がなった



「何!?」



パニックな私とは裏腹にクールな澄まし顔で窓の外を見るリュードーさん




「ニャア」




え?







窓の外で光る黄色い目


「猫?」



黄色い光が消えた



「ああ…びっくりした…」




「猫ごときにビビリすぎたろ」



むう!



小馬鹿にしたように鼻で笑われた




チェッ!


別にいいしー



猫も猫だ



全くこのタイミングでこんなとこに…




あ、猫といえば、、




私にはずっと忘れられない人がいる




なぜかわからないけどこの雰囲気、隣を歩くリュードーさんの気配…



それが関係あるのかわからないけどフラッシュバックした過去の映像







「そういえば2年くらい前に私ここら辺で猫を助けたんですよ」



「…は」



「助けたって言っても捨てられて弱ってたからご飯と水をあげたくらいなんですけど」



「…」



「それでその時に…」









いつの間にか静かになっていたリュードーさん




「あ、すみません!つい語りだしちゃいました」



いやいや、知ってるわけな…


「…て」



「え?」



「続けて」




へ?




「いいから続けろ」






あ、は、はい