部屋に入った私は手を引かれたまま真っ先に隣の部屋に入れられる。
そこは今まで棗しか入るのを見たことがなく、しかし興味がなかった私は訪ねることもしなかった部屋。
部屋全体が黒をメインに作られており、ふかふかな絨毯と部屋の真ん中に黒を基調とした大きなベット。
それから冷蔵庫と机がありさらに奥へと続く扉があった。
棗はどんどん歩いていきその扉まで向かう。
扉の向こうはシャワー室。
「体を温めろ。風邪引く。」
そう言って私にタオルと紙袋をくれる。
中には着替えが入っていた。
「じゃぁ先に棗が入って。私は大丈夫だから」
そう言うと棗がにやっと笑った。
「一緒に入るか?」
「結構です。」
「じゃぁ先に入れ。俺は下のを使うから」
そう言われ私は素直に頷いた。
そこは今まで棗しか入るのを見たことがなく、しかし興味がなかった私は訪ねることもしなかった部屋。
部屋全体が黒をメインに作られており、ふかふかな絨毯と部屋の真ん中に黒を基調とした大きなベット。
それから冷蔵庫と机がありさらに奥へと続く扉があった。
棗はどんどん歩いていきその扉まで向かう。
扉の向こうはシャワー室。
「体を温めろ。風邪引く。」
そう言って私にタオルと紙袋をくれる。
中には着替えが入っていた。
「じゃぁ先に棗が入って。私は大丈夫だから」
そう言うと棗がにやっと笑った。
「一緒に入るか?」
「結構です。」
「じゃぁ先に入れ。俺は下のを使うから」
そう言われ私は素直に頷いた。