顎を持ち上げられ、触れるようなキスをされた。 「んっ!何するの!」 「キス。」 「それは分かる!」 「いいからなんで黙ってたの?」 「嫌だったから」 「なにが?」 茅菜は、思っていることを全て吐き出した。 昔から桜樹財閥の跡取りとして大切に育てられてきた。 何をしても自分自身を認めては貰えなかった。