「そうですか。それで、退院はいつで着るんですか?」 「君は今日から治療だよ。ご両親の意向でね」 「はい?それは嫌です」 「どうして?」 「嫌なものは嫌です。私は今日退院します。」 立ち上がろうとするも、体に力が入らない。 「その体では無理だよ」 「っ」 そのあとも必死に抵抗したが上手くいかなかった。 「茅菜……なんで俺に黙ってた?」 「黙ってたわけじゃないよ。それに今までジョンから連絡くれたこと無かったじゃん」 「それは。茅菜のために」