人目を気にせずジョンは抱きついてきた。 「ちょっとみんなに見られてる」 「別にいいだろ。見られても」 「おいおいおい」 「2人ってどういう関係?」 「ただのお」 「恋人!!」 一気に静まり返り、みんなの心臓の音が聞こえてきそうだった。 茅菜の顔は青ざめ、ジョンの顔はやり切ったような顔をしている。 もう終わった。 「ジョン。ちょっとこっち来て」 ジョンの手を掴み人気のない裏庭に連れていった。