茅菜に話しかけてきたのはさっきの時間の教科担任だった。
随分お怒りのようだけど……。
「いつも、私の授業になるとサボってるみたいだけど馬鹿にしてるの?」
「いいえ」
「じゃぁ、なぜ来ないの?」
「色々用事があるんですよ」
「その用事とは?」
そうだった。
この先生はウザイことで有名だったんだ。
それも女子に対して。
ほかのクラスからも見に来るほど大沙汰になり、言い訳では乗り切れなさそう。
それで、調子に乗ってるし。この先生。
面倒なことするとお父様に怒られるのに……。
「本当のこと話します。さっき3年生にカツアゲみたいなのされたんですよ」
「茅菜!大丈夫なの?」



