「たしかに」 「だから早く金払えよ」 ぽん、と肩を押されてその場に尻餅を着いてしまった。 その衝撃で頭痛が始まる。 「うっ!」 頭を抱えその場に丸くなると、3年生は笑いながらこちらを見ている。 「演技下手かよ。財閥の娘なんだから金あるだろ」 「早く出せよ」 「ちょっと……っ……触らないで」 大声を出した衝撃で、吐血してしまう。 さすがにそれを見た3年生は、慌てだし逃げ出して行ってしまった。 その場に残された茅菜は、激しい頭痛と咳に見舞われた。