振り払おうとしても男性の力は思いのほか強い。 「ちょっ」 「やめろ」 ん? 「ジョン?」 「こいつは俺の女だ。さっさと消えろ」 昔は見せなかった殺気のある声が聞こえた。 驚き後ろを振り向くと鳥肌のたつほど冷たい顔をしていた。 男たちは尾をまいて立ち去っていった。 「ジョン?」 「おまえなー。なんちゅう格好してんだよ」 「ドレスだけど」