「うん。その中で採用されるのは20人ちょっと。」 「うわー、採用されてよかった」 「その代わり、切られる時はすんなり切られるのよ。不正行為とかね」 「気おつけよ」 「2人ともー!立ち話は終わり。仕事して」 「「はーい」」 時計の針が午後6時を指す頃、茅菜は会社を回ることにした。 会社はビル五階建てで、すごく大きい。 また、テラスやカフェも置いているため社員には好評なのだ。