『さー、いよいよ始まりました!今回の出場選手は若手の方ばかりです』
『そうですね。それも1番気になるのは桜樹選手ですかねー。一度も公式戦に出たことがないにも関わらず、この試合に出場していますからね』
『そうですねー。小町選手も気になります。インタビューでの暑い意気込みは最高でしたからね』
『さて、今から1番目の方の演技が開始されます』
アナウンサーの会話から、1番最初の選手がリンクに立った。
その時2人はイヤホンをつけ、自分の世界へと入っていった。
振り付けを最後まで通し、地べたでジャンプをしてみる。
ショートプログラムでは、決まったジャンプ、スピン、ステップで得点で争う。
決められた中での演技は、茅菜は苦手としていた。
「大丈夫。絶対勝てる」



