【ようこそ、神々のいる世界へ】


はい?


何これ?何か撮影??


【いいえ、違います。貴方は疲労から来る疲れで道路に飛び出してしまい、運悪く通りかかったトラックに撥ねられ亡くなったのです。】


へぇ〜。


【...驚かないのですか?貴方は現実世界で亡くなったのですよ?】


いや、驚いているけど...向こうの世界には、僕を待っていてくれている人なんか居ないからね...。
何か、そこまで、そっちの世界に執着心がないというか...なんというか。


【...そういう事でしたか。ならば、問題はありませんね。】


は?


【...今の貴方には2つ程選択肢がございます。】


選択肢?


【はい。1つ目は、精霊となり天界に召されるか、要は貴方型人間で言う天国というものです。そして、2つ目は、別の世界、異世界に転生するか。あ、勿論、剣と魔法の世界もありますよ?
どちらにしますか?】


じゃあ、異世界転生で。


【分かりました。何か欲しいものなどありますか?】


うーん、、、
それぞれの国の言語を話せるようにすること。
それから、幾らでも物をしまうことが出来る機能を。
本を見たり、読んだりするだけで、魔法が使えるようにする。
あと創造魔法も!
あとは、あれと
これと、
あぁ、あとはあれも!あとは...。


【えぇ!まだあるんですか?じゃあ、このペンダントを渡しておきます。それを握れば欲しいものが出てきますのでそれで対処してください。】


ありがとうございます!


【...では、新しい人生を存分に楽しんでください!】


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