過去

私はいつものように黒龍の倉庫に居た。でも下っ端のみんなは私を見て何かを言っているのが聞こえた。気になり話しかけると、なんでもありません。そう言って何処かえ去っていった。桃ちゃんが黒龍の姫になってからここの空気が変わった。桃ちゃんはいじめられていた所を流、私の彼が助けて守ることにしたのだ。恋愛感情はなくいじめを無くすために。

美「みんなこんに……ち……わ……何?」

幹部の皆まで私を変な目で見ていた。それからとても怖い目で……

ルカ「美花……ちょっと聞きたいことがあるんだ」

美「う、うん……何?」

ルキ「桃をいじめてるって本当?裏で陰口も……」

美「なに……それ……私、そんなこと言ってないよ!」

桃「ほ、本当に?……ヒック、ヒック」

美「うん!」

流「そうか、ならもういい、来い」

私は流に抱きつき すまない と謝られた。私は 大丈夫 そう言った。みんなは下の人達に話があると言って桃ちゃんと私をおいて去って行った。

美「桃ちゃん……まだ疑ってる?」

桃「……」

美「桃ちゃん?」

桃「はぁ~引っかかると思ったのに最悪」

美「何言ってるの?」

桃「ねぇ~美花ちゃん?黒龍の姫やめてくれない?」

美「え……どういうこと」

桃「はぁ~私頭の悪い子嫌いなんだ~笑」

そう言うと桃ちゃんは自分の体を思いっきり叩いたりつねったり傷つけ始めたのだ。

美「桃ちゃん何やってるの!やめて!」

ガチャ

桃「うぇーんううう~」

ルカ「美……花……何やってんだ?……」

美「ルカ……みんな……」

秋「これどういうことだ」

美「ち、違うの!急に、「美花ちゃんが私を!」」

美「な、に、言ってるの……」

流「お前を信じてたのに」

ルカ「最低だな」

美「なんで!話を聞いてよ!」

ルキ「裏切り者め、!!」

美「違う!お願い!聞いてよ!流!」

流「おれに触れるな!」

美「……」

流「ここから出ていけ!もうお前は黒龍の姫じゃない」

そう言って私を外に追い出した。当然流とも別れることになった。私は何度か違う!私はやってない!そう言ったのに誰も聞く耳を持たずに冷たい目出私を見た。桃ちゃんは

桃「ふふっ」

笑みを浮かべていたことをワタシは今でも忘れはしなかった。
あの笑みは私を見下す笑みだった。
その日からはいじめが始まり陰口も毎日優しかった黒龍も私を冷たい目で見ていじめて来たのだ。

過去 END