「慶…私達。結婚するよ。」
「兄さん。きっと由紀を幸せにして、会った時に幸せだったって言わせてやるよ。」
そう言って手を合わせる2人の姿。
2人は顔を見合わせ微笑んで来た道を戻る。
『あぁ。待ってるよ。幸せになってこいよ…』
そんな2人を見送る。
慶と呼ばれる人物。
そんな言葉は、風に乗って2人の元へ運ばれていった…