そんな時、私達の部にとんでもない大仕事が舞い込んできた。
私は、これを分担すれば良いと思っていた。
でも、社長は
「この仕事は君1人に任せたい。」と言った。
ん?なぜ?
「なぜって顔をしているね。私が次期会長になる事は知ってるよね?」
「はい。」
「君には、副社長を任せたいと思っている。その試験みたいなものだ。」
「はぁ。」
「任せたよ。」
社長は私の肩を叩いた。
私はこの日から、仕事を始めた。
カタカタとタイプ音が響く。