side 莉子


ピ、ピ、ピ、ピ、ピ………


「ん〜」


あれ?いつの間にか寝てた……。
久しぶりによく寝れた気がする。

最近は悪い事がよく起こる。

また起こったりして……

ダメダメ!言霊になる!!
病は気から的な感じになる!!

……それに、全部私が原因で起こってるから………。
私のせいだよね。言葉足らずであったし。


龍火をおりてから3ヶ月経った。

その間全く、喋っていない。
というか、会わない。
今までは私が、屋上に行って会ってたけどもうさすがに行けないし………

だから今は健や律、香澄、武尊達と一緒にいる。

お昼食べる時は、教室で食べてるし。
サボる時はだいたい旧校舎によくいく。

別に全然いいけど………少し寂しい。
って思ったりする。
楽しかったから……余計にね。



ガララッ!


「お!莉子おはよ!」

「おはよー!」

「って、莉子寝癖やば!」


寝癖……あ、今日髪の毛してない。
忘れてた………
香澄に借りた鏡でみてみると頭の上にぴょこんと飛び出している。
こ、これは酷い………。


「莉子直すから座って。」


香澄が、クシなど色々準備している。
女子力高いな……