「いや、さっきも言った通り、俺ももらったチケットだし。
あと颯大でいいよ。俺、流山颯大。
だから、颯大でいい。
友達はみんなそう呼んでる」
颯大…
夢のなかでも呼ぶことのできなかったその名前を心のなかで繰り返す。
「私、桐原しずくっていいます」
「うん、桐原さん。知っているよ、大丈夫。
えーっと、じゃ。そろそろ俺、いくね。
また、学校で!」
そう言ってその場を離れかけた流山くんは、
光り輝いていた。
流山くんに初恋をして、2年半。
彼を想い続けてよかった。
流山くんと、友達になれた。
挨拶をして、颯大くんって、呼んでもいいって
言ってくれた。
夢でも見ることのできなかった現実に背中を押されて、
ぎゅっと目をつぶった。
あと颯大でいいよ。俺、流山颯大。
だから、颯大でいい。
友達はみんなそう呼んでる」
颯大…
夢のなかでも呼ぶことのできなかったその名前を心のなかで繰り返す。
「私、桐原しずくっていいます」
「うん、桐原さん。知っているよ、大丈夫。
えーっと、じゃ。そろそろ俺、いくね。
また、学校で!」
そう言ってその場を離れかけた流山くんは、
光り輝いていた。
流山くんに初恋をして、2年半。
彼を想い続けてよかった。
流山くんと、友達になれた。
挨拶をして、颯大くんって、呼んでもいいって
言ってくれた。
夢でも見ることのできなかった現実に背中を押されて、
ぎゅっと目をつぶった。



