「ああ…そこは自分で頑張るしかないね。
不審者で通報されないようにね」


「理性をしっかり保ってね。
いっそのこと、さらにいかがわしい妄想で練習しておいて、

生の道着姿くらいじゃ動揺しないように
練習しておくとかね」


……さらに、いかがわしい妄想?


そんなことしてたら、いつか本当に通報されちゃうかも?


「でも、雑誌でみた道着姿の流山くんの姿を
近くで見られるんだ…

生の道着姿の流山くん…

あ、あのさっ!
体験中に、こっそりスマホで写真撮ったりできると思う?」



「「…はい?」」


眉を寄せたふたりに、息を巻く。


「あっ⁉︎ 動画⁉︎ もしかしたら動画が撮れるかも⁉︎

いや、それなら、最高のアングルからこっそり撮影するだけでいいかもっ!

そのうえ写真も撮れたら、それだけでいいっ‼︎ 」