なのにあいつは急に現れて

軽々しく心に入ってきて


簡単に秘密をどんどん教えてしまった


後悔はしていない

信用しているから


ちゃんと伝えたかった

「好きだ」って


なのにあんなふうに拒まれて冷たくされたら


もう何も出来ないよ


俺はもう……


ピーンポーン

ある人の家のチャイムを鳴らす


「あ、祐くん。どうぞ上がって」


女を抱くことしか出来ないよ