「今日は用事があるんだ」

私は手を引かれる


「天海に勉強教えてあげなくちゃ。天海拗ねちゃうもんな」


「佐伯さんに勉強教えるってことはかなり頭いいの?私にも教えてよ」


「そうだよ……祐は頭いいよ。だから私にはもう祐は必要ない」


「祐今日のヒーローはあんただよ。祐が行かなくてどうするの。行ってきな」


「え?天海。なんで?」

祐。私が狙った通りだよ。髪切ったらみんなにモテるでしょ?そしたら私はもう要らないのよね?


「天海?」

「祐くんなんで独り言言ってんの?」

祐バイバイ