お前が居ないとダメなんだよ!

今、和真も苦しんでいるかもしれないから、楼莉が泣いてはいけない。
メンタル、強くならないと。
「楼莉ちゃんはさぁ、最初からさぁ、犯人が誰だか分かっていたの?」
「ううん。でも、けじめをつけないといけないから、和真とはちゃんと話したい
なぁ。」
「偉いねぇ。楼莉ちゃんは。
でも、辛い時は誰かに頼らないと、甘え方が分からなくなっちゃうよ。」
「大丈夫なんです。
呪いは、中一になって起こった事じゃ無いですから。」
「え?」
「確かなんだけどねぇ、楼莉が小学生の頃で和真が居る時の話なんだけどね、
楼莉ねぇ、人前とかで話すのが苦手でその時に、和真が、守りの印ねぇって言
って、てをなぞったら、時々、息が苦しくなったり、頭が痛くなったりなどと、
不思議な現象が起こったの。でも、和真が転校してからは普通の日常を送って
居たから。でも、その事は忘れちゃっていたんだけど、和真の顔が浮かんでき
て、思い出したの。」
「そうだったんだね。」
「もうそろそろ、みんなの所に合流した方がいいんじゃないですか?」
「まぁ、そうだな。じゃあ!」

まだ、皆は病院に居るような気がする。
我慢しなきゃ。皆が居ない時に、泣く。
それが、楼莉の中での決まり。
せっかくの皆のテンションを下げちゃったなら、申し訳ないなぁ。
後悔かも?